皆さんはペットショップから熱帯魚などの生体や水草を買って来たときに水合せはすると思います。
もし水合せがわからない方はこちらをご覧ください!
実は水合せをよりバージョンアップさせたトリートメントと呼ばれるケア方法があるんです。
ここでは、そんなトリートメントについてご紹介します。
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トリートメントを一言で言ってしまえば、非常に丁寧な水合せです。
どういう事かというと水合せだけを行っている場合だと水温と水質を合わせて生体に対して負担が減るということはご存知かと思います。
しかし、それだけではショップの水を水槽に入れてしまうことになり、
そこにいる病原菌やコケなどを水槽に持ち込んでしまう恐れがあります。
トリートメントは上記のような原因を取り除くために別の水槽に隔離をして飼育をして、
そういった病原菌や寄生虫、コケなどを水槽に持ち込まないようにすることを言います。
トリートメントの期間
トリートメントの期間は人によってさまざまです。2~4週間で良いという方もいれば
1ヶ月以上行う方もいます。
僕の主観としては、購入したショップの清潔感などで決めて良いかと思います。
例えば、水槽がコケだらけで、生体も病気の固体が多いようでしたら1月以上
水槽もきれいで、生体も状態がよければ2週間程度などのようにルールを決めましょう。
準備するもの
トリートメントというと薬浴させて水槽に移すと考えている方が多いですが、
実は水だけでもトリートメントと呼びます。
ここでは2つの違いについてまとめていこうと思います。
ではトリートメントを行う際には何が必要になるのかを見ていきましょう。
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水だけの場合
- 隔離用水槽
- 塩(一応あったほうが良い)
薬浴
- 隔離用水槽
- 薬浴用の薬
トリートメント方法
水の場合
基本的に水合せをして、そのまま隔離水槽で飼育するだけです。
その間に病原菌やコケなどを水替えによって減らしていくようなイメージです。
塩を用意するのは、生体の免疫力が上がる効果があるためです。
水の量に対して2%ほどの塩を入れてあげれば良いかと思います。
種類によっては塩を入れてはいけない種類などもいるので確認してから入れましょう。
薬浴の場合
これも水の場合と同様に隔離水槽で飼育を行います。
最も大きな違いは水に加えて薬を投与して、病気のリスクを更に抑えるという点です。
薬浴トリートメントの場合は水に対して規定量入れるのではなく、少し薄めに使います。
人間も薬を使い続けていると効かなくなってしまうので、それと同じだと考えていただければ良いかもしれません。
また、薬を薄めに入れても病原体には効果があり、生体も病気になっていないため免疫力も高い状態のはずなので効果が出ます。
既に病気にかかっている場合は通常の薬浴をしてあげましょう。
まとめ
トリートメントの方法について理解いただけましたか?
ここまでやる人はなかなかいませんが、アクアリウムをやっている方で、
コケや病気を一度でも持ち込んでしまった経験がある方はこのトリートメントの重要性をよくご存知のはずです。
良い状態の水槽の環境を壊さないようにぜひトリートメントを行ってみてください。
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