エンゼルフィッシュは比較的繁殖が容易な部類です。
また、エンゼルフィッシュは献身的に稚魚のお世話してくれる個体も多いので、見ているだけで微笑ましい光景を見る事もできるかもしれません。
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Contents
エンゼルフィッシュ繁殖の準備をしよう!
エンゼルフィッシュを繁殖させるためにはどのような準備が必要なのか見ていきましょう。
- 産卵筒(アマゾンソードなどの葉の面が広くしっかりした水草)
- 45~60cm水槽
エンゼルフィッシュは卵をばらまくのではなく、葉等に産み付ける形で産卵します。
ガラス面等にも産み付けるのですが、管理するにはガラス面に産み付けられると掃除等のメンテナンスがし辛くなるので、オススメはできません。
産卵筒はディスカス用と書いていますが、エンゼルでも使用可能です。
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繁殖するためのペアを作ろう
実際に繁殖するための最初の壁はやはり、繁殖できるペアを作ってあげる事です。
しかし、無理やりにペアにしようとしてもエンゼルフィッシュはなかなかペアになりません。
そこで、エンゼルの繁殖を行う場合は、6匹前後飼育して、その中からペアができたら隔離して繁殖させるという方法の方が成功率が高いです。
また、エンゼルはショップ等で売ってる個体は繁殖ができ無い個体が多いです。
理由はまだまだ子どもだからです。なので、大体12cm位から繁殖が可能になります。
繁殖のシグナルを見逃さない
繁殖できる大きさになったエンゼルが繁殖を行う前にある行動を取るようになります。
そのシグナルを理解して、繁殖の成功率を高めましょう。
ペアになった個体のシグナル
繁殖の前段階のペアになったかどうかのシグナルは、
観察をしているとわかりやすいのですが、
ペア以外の個体を威嚇しだします。
追いかけたりつついたりして、近づかない様にテリトリーを作ります。
こうなったら隔離してしまっても問題ないでしょう。
産卵、繁殖のシグナル
隔離した後、環境に慣れてくると、水草や産卵筒等をじーっと見つめたり、
つついたりするようになります。
そうなるともう産卵が近いサインです。
見つめているのは、産卵できるかを見極めており、つつき出すという事は見極め終わって産卵できるように筒や葉っぱを整備しているような感じです。
こうなってくると後は待つだけです。
産卵
見つめていたり、つついたりしている所にメスが卵を敷き詰めて行きます。
ここからはあまりいじらずに終わるのを見届けましょう。
また、産卵が終わってもエンゼルは卵から隔離する必要はありません。
ただ、個体によっては卵を食べたりしますので、そういう場合は隔離をして卵を保護してあげましょう。
産卵後の注意点
産卵後はあまり水槽に近づいて観察する事は避けましょう。
見たい気持ちはわかりますが、あまり顔を近づけていると、それがストレスとなり
食卵してしまったり、ペアが喧嘩したりしてしまうかもしれません。
まとめ
エンゼルの繁殖はペアを作るところが最も難しいと僕は思っています。
ぜひ、かわいい稚魚をその目で見届けてあげてください。
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