闘魚と言われるほど気性の荒いベタですが、自宅で繁殖することが可能です。
ベタの繁殖は、非常に情熱的な繁殖方法で、見ていて飽きないです。
比較的難易度も易しいので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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Contents
繁殖の準備をしよう!
オスメスのサインを確認したら実際に繁殖の準備に取り掛かりましょう。
繁殖に準備するもの
- 30cm水槽
- 水草orココナッツシェル
- ベタを入れられるビン
- アミ
繁殖水槽の準備
30cm水槽に15cmほどの高さで水を入れます。
この中に泡巣を出していたオスを入れて2~3日様子を見ます。
そして、また泡巣を出し始めたら繁殖水槽の準備は完了です。
水草orココナッツシェルはメスの隠れ場所になりますので
この段階で入れておいても良いかと思います。
フィルターはできるだけ使用しない方が良いです。
※上部、外付けフィルターだと泡巣を壊してしまいますので
孵化して稚魚が大きくなるまでは水換えもなるべく行わずに
どうしても気になる場合にはエアーチューブなどを使い少量の水を抜き
水を足すくらいにしておくことをオススメします。
ベタの繁殖のサイン
ベタは繁殖可能になるとオスメスそれぞれにサインが出ます。
まずは、繁殖が可能なラインに達しているのかそれぞれで確認するようにしましょう。
オスの場合
オスの場合は見た目に非常にわかりやすいです。
泡巣(ほうそう、あわす)と呼ばれる泡の巣を水面に作り始めたら繁殖できるサインです。
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メスの場合
メスの場合は非常にわかりづらいのですが
おなかの後方部分に白い三角っぽい部分が見えれば繁殖が可能です。
ちなみにこの部分は卵巣でこの部分が見えるということは卵を持っているということになります。
ペアリング方法
水槽と泡巣の準備ができればベタ同士をお見合いさせます。
いきなり同じ水槽に入れるようなことはしません。
理由としては、オスがメスを追いかけ回してしまい
メスが産卵の前に衰弱してしまう恐れがあるからです。
ですから、まずは、メスを別の容器に入れて、フレアリングを行う要領で対面させてあげます。
そうすることで、ベタの雄はフレアリングを行いメスに対して威嚇を始めます。
そうすることで、メスのほうも発情していき繁殖がより簡単になります。
同じ水槽に移すタイミングはフレアリングを行って、泡巣がさらに大きくなった時を目安にしてください。
交尾~産卵
同じ水槽に移すとオスがメスを追いかけ回すようになります。
(たまにメスから迫る場合や泡巣の下からベタが動かない場合もあります)
そして泡巣の下までメスを誘導してオスがメスを抱きかかえるように
絡みついたら交尾が始まり産卵します。
産卵が終われば、オスはメスを泡巣の下から追い出し卵を泡巣へと口で運び始めます。
この段階でメスは別の水槽に避難させてあげましょう。
この時メスはかなり弱っていることが多く傷口から感染症を引き起こす可能性があるので
塩浴や薬浴でたっぷりとケアしてあげることも重要です。
その後オスが献身的に卵を世話するのですが卵を口でもぐもぐしていても邪魔はしないで上げてください。
食べているわけではなく、卵のケアを行っているのです。
注意点
オスメスを同じ水槽に入れてから1週間たっても産卵しない場合は
タイミングが悪いか、相性が悪い可能性があります。
タイミングが悪い場合
これはまたペアリングから根気よく始めていけば産卵する可能性があります。
相性が悪い場合
一度別のメスとペアリングを行ってみて様子を見るしか判断方法がありません。
この場合も上記と同様にペアリングを行います。
こういった相性の可能性があることも考えて複数匹用意した方が繁殖の成功率は高くなります。
まとめ
ベタの繁殖は焦ると特にメスに負担がかかるので
しっかりとペアリングを行ってから同じ水槽に移してあげましょう。
オスは泡巣を作った段階から、メスはおなかの後半に白い三角っぽい部分が見えれば繁殖が可能です。
ぜひ綺麗なベタの繁殖にチャレンジしてみてください。
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