熱帯魚を飼っていて観賞以外の大きな楽しみといえば、繁殖だと思います。
「熱帯魚はグッピーに始まりグッピーに終わる」なんて言葉を僕もよく言われました。
しかも結局まわりまわってグッピー飼育を再開したほどなので、
この言葉はあながち間違っていないと思います。
今回はそんなグッピーの繁殖についてご紹介します。
卵胎生メダカについてはこちらでご紹介しています。
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Contents
グッピーの繁殖時期
グッピーには発情期があるのでしょうか。
答えはありません。
人と同じでいつでも子を作ることができます。
またグッピーは成長も早いので、大体3か月ほどしたら繁殖可能になります。
グッピーの交尾サイン
グッピーはオスがメスを追いかけるようになったら交尾が近いです。
またオスのグッピーは尻びれがピンっと尖っているのですが、
これはゴノポディウムという生殖器官です。
交尾の際は普段後ろ向きになっているこの器官を前に突き出して交尾を行います。
見張っていても一瞬で終わってしまうので、なかなか見ることは難しいと思います。
これだけでは卵ができたかどうか判断は難しいと思います。
交尾の際のオスメスの比率は1:3
これは人によってさまざまですが、僕が繁殖させるときはオス1匹に対して、
メス3匹くらいを目安にしていました。とにかくメスが多い方がよいです。
交尾の際にオスがメスを追いかけるのですが、
オスが多いとメスはずっと追いかけ続ける形になってしまうので
きづいたら力尽きているなんてことも起こり得るので
このくらいの比率でグッピーをいれるようにしています。
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卵ができたかはメスのおなかを確認する
追いかけまわしているだけでは卵ができたかわからない場合はメスのおなかを確認します。
尻びれの少し前の部分が黒くなっていると卵を持っているサインになります。
しかし、アルビノの個体などは黒くならないので、少し卵が大きくなって
おなかが全体的に四角くなっていることを目安にするとわかりやすいと思います。
妊娠期間
グッピーはだいたい1か月で稚魚を産みます。
しかもメスのグッピーの中に精子が残る場合があり、1回の交尾で2~3回稚魚を産むこともあります。
また、2回目以降は20日前後と産む日数も少し短くなります。
分離器の中に移すタイミングはだいたい予定日の前日とかぎりぎりにした方が良いかと思います。
僕は見極めるポイントとして尾びれの部分がすこし盛り上がってぴくぴくと開閉しだしたら分離器に入れていました。
あまり分離器と水槽を行ったり来たりさせると負担になるので、一度入れたら様子を見ましょう。
ポイントとしては、
- 分離器に入れる期間はなるべく短く
- 分離器に入れる際はなるべく優しく
分離器に入れる前に稚魚が生まれた場合
僕のやり方は、ネットで母グッピーを捕まえたら分離器を
下に持っていきそこに母グッピーを入れて固定するようにしました。
水面から出してしまうと負担になる可能性があるのでそのようにして負担をなるべく減らすようにしました。
また、水槽内に出てしまった稚魚はなるべく早く分離器のほうへ回収してあげましょう。
グッピーの稚魚の育て方はこちら!
まとめ
交配させるにはオスよりもメスを多めに入れる1:3の比率にするとよい
その後妊娠したかどうかは雌のお腹を見る四角っぽく膨らんでいるのがサイン
分離機に入れるのはなるべく期間は短く、そして優しくいれる。
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