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パイロットフィッシュとは
これは魚の名前ではありません。
水槽を立ち上げてから少ない数の魚を入れて水質の安定を促す際に入れる熱帯魚の総称です。
水槽の環境を良い方向に導いてくれる水先案内魚といったところでしょうか。
ではなぜ、この水先案内が必要なのか、それは水槽内のろ過の仕組みを見ればなんとなくわかっていただけるかと思います。
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ろ過の仕組みを見ていただけたのなら生物ろ過の仕組みが何となくご理解いただけたかと思います。
このろ過のサイクルを早めるために、バクテリアを活性化させ、定着させるために
パイロットフィッシュを導入します。
パイロットフィッシュにおすすめの魚は?
しかし、実際にパイロットフィッシュといってもどのような魚が適当なのか判断が難しいと思います。
そこでここではオススメを何匹かご紹介します。
パイロットフィッシュに向いている小型熱帯魚
- ネオンテトラ
- アカヒレ
- ブラックモーリー
60cm水槽なら5~10匹程度が良いとされています。
水合わせ方法はこちら
パイロットフィッシュに向いている小型の川魚等
- 金魚(小赤)
- ヒメダカ
- 黒メダカ
60cm水槽なら5~10匹程度が良いとされています。
水合わせ方法はこちら
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パイロットフィッシュに向いている大型魚
- プレコ系
プレコ系の魚は比較的丈夫な種類が多く、コケも食べてくれることから大型魚のパイロットフィッシュとして重宝されています。
また、プレコ自身も大型になる種類が多いので、小型水槽には不向きであるといえます。
水合わせ方法はこちら
小型魚熱帯魚の場合
熱帯魚の水槽に金魚を入れても問題はないのですが、見栄えを損なってしまったりするので、
オススメはネオンテトラ、アカヒレ、ブラックモーリーがオススメです。
ペットショップ等で聞いたらネオンテトラとアカヒレをオススメされると思います。
理由は、
- 安価なこと
- 元気に泳ぎ回るので、異変を察知しやすいこと
なので、隅のほうでじっとしていると1週間ずっと固まっているようでしたらろ過機能のどれかが機能していないとかという原因を見極めることができます。
ろ過機能についてはこちら
ちなみにブラックモーリーを入れるのは私もやっていたのですが、白点病という体に白い粒がついてしまう病気が発見しやすかったり、水質が良いと背びれが黄色く色がつくので、目安にしやすかったりするのでオススメです。
ただ、ペットショップ等でおすすめされない理由としては、モーリーは餌を良く食べるので、少し水を汚しやすいという点が挙げられます。
モーリーの飼い方はこちら
小型の川魚の場合
こちらは上記と逆の理由で
目立ちすぎる熱帯魚だと見栄えが悪くなるので、パイロットにするのなら
小赤か黒メダカ等がおすすめです。
また、川魚の場合は水温が熱帯魚に比べて低いので、熱帯魚だと耐えられないという理由もあります。
入れるときに要注意大型魚
もし店員さんにプレコとかおすすめですよ~って言われたら注意してください。
確かにプレコもパイロットフィッシュとして、丈夫で適任なのですが、かなり大型に成長する種類が多いので、小型魚水槽には不向きです。
大型魚を飼うのであればパイロットフィッシュとして入れて一緒に育ててあげる形で購入するのであれば良いかと思います。
ついでにガラスのコケとか食べてくれますしね。
まとめ
パイロットフィッシュは水槽内の水質を安定させるために必要不可欠な存在です。
ですが、パイロットフィッシュも水質を安定だけではなく、役目を終えればそのまま飼育する事も可能です。
なので、その後も水槽内で一緒に飼う熱帯魚で、丈夫な種類を選んであげるようにしましょう。
また、水合わせ(こちら)はどんな熱帯魚でも必要なので、パイロットフィッシュも丁寧に飼育してあげましょう。
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