実際に照明を使うときにはどういったものがいいのでしょうか。
それに種類はどういったものがあるのでしょうか。
ここではそういった照明の種類に関することをまとめています。
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水槽に照明を置こうと考えても実は照明だけで3種類もあります。
蛍光灯、LED、メタルハライドと呼ばれる3種類です。
それぞれの照明の特徴を抑えていきましょう。
あなたの水槽に合う照明を見つけていきましょう。
何故照明が必要なのかはこちらをご覧ください!
蛍光灯について
蛍光灯照明は何といっても水草に強いです。
赤外線の波長(600~700nm)と紫外線の波長(400~500nm)をカバーしているので
こちらで育たない水草はほとんどないと思います。
なので、水草を植えて綺麗なレイアウトを考えているのでしたら
水草向きの蛍光灯がよいでしょう。
蛍光灯が2つ以上つけられるタイプの照明だと幅広い種類の水草にも対応できます。
育成難易度の高いものは3つ以上の光量が必要になるものもありますので注意が必要です。
長所
- 波長が広くカバーできているので水草向き
- 様々な種類が出ているので選択肢が豊富
- 蛍光灯を換えることで、光の色も調節できる。
- 比較的安価
短所
- 水槽の上部を占領してしまう
- 蛍光灯の寿命が短い(だいたい半年くらいでしょうか)
- LEDに比べて重い
LEDについて
こちらは蛍光灯と比較すると赤外線(600~700nm)の波長が弱いものが多く
水草向きというよりは生体の観賞向きの照明だと言えます。
ただ、赤外線の波長が弱くても、ちゃんと光合成するという実績のある
商品もあるので、絶対に水草に向かないというわけではありません。
長所
- 蛍光灯と比べると重量が軽い
- 本体が薄いのでインテリア性が高い
- 光の色を選べるものもある
- 蛍光灯と比べものにならないくらい長寿命
短所
- 赤外線の波長をカバーできない製品が多い
- LEDの寿命が尽きた場合本体を買い替える必要がある。
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メタルハライドランプについて
ペットショップの熱帯魚コーナーで上から吊り下げられている照明をみたら
このメタルハライドランプだと思います。
野球場などで使われている非常に明るい照明です。
自然の光に最も近く陰影を作ることもできるので、一味違ったレイアウトを楽しむことができます。
しかし、光が強すぎるので、上級者向きの照明だと言えます。
長所
- 太陽光に最も近い
- 吊り下げ式なので、上部のスペースを確保できる
- 水槽内に陰影が作れるので、違ったレイアウトを楽しむことができる
- 光合成に必要な波長をカバーできている
短所
- 吊り下げる場所が必要
- メタルハライド本体が高温になる
- 水槽の水温もあげてしまう
- 陰影ができるので、水草が育ちにくい場所ができてしまい
- 管理を怠るとコケ大量発生
- 電球が高価
- 本体も高価
まとめ
水草なら蛍光灯照明
生体にはLED照明
更に凝ったレイアウトをしたい場合はメタルハライド
というようにそれぞれに特徴があるので、
あなたの目指すレイアウトによって使い分けたほうが良いでしょう。
最初は蛍光灯かLEDで始めれば失敗は少ないと思います。
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