水草飼育を始めて最初に準備するものは別の記事でご紹介しました。
その中でも今回は床材をどうすればよいのかについてご紹介していきます。
実際にどのくらいの量が必要なのか、どういった種類を選ぶ方がよいのか。
そういった点をいくつかご紹介していきます。
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Contents
床材を導入する際の注意点!熱帯魚が入っている状態では土入れないで!
床材を導入するにあたって、すでに立ち上げている水槽に追加で導入しようとしている方もいるかもしれません。
ですが、熱帯魚が泳いでいる中に急に土を入れるようなことはやめてください。
なぜかというと、床材は基本的に洗浄してから入れることが基本です。(ソイルは粒が崩れるのでダメです。)
砂利系などの場合は洗浄せずに入れると汚れなどの不純物が水中に漂うことになり、
熱帯魚に大きなダメージになります。また、エラに何か詰まってしまい窒息してしまう危険もあります。
なので、あとから床材を投入する際には水槽のリセットをするときや、熱帯魚などを別の容器などに逃がした状態で
投入するようにしてください。
床材の準備についてはこちら!実際に水槽を立ち上げよう!
ソイルや砂利いろいろあるけどどの床材が良いのか!
一言に床材と言っても様々な種類があり、迷ってしまう方も多いかもしれません。
そんな方にどのような床材を選ぶ方が良いのかご紹介していきます。
まず選ぶ際に必要なことは、熱帯魚に合わせるのか、水草に合わせるのかということです。
ソイルの特徴
ソイルとは土を小さな粒上に固めた床材のことで最も水草飼育に適しているといえます。
通常の植物同様根を張るようなタイプの水草に特に相性が良いです。
しかし、ソイルを入れると土の内容物などが溶けだして水質が酸性に寄ってしまうという特性があるので、
熱帯魚によっては、その水質がなじまず、ヒレが溶けてしまったり、最悪水質が合わなくて
そのまま力尽きてしまう可能性もあります。
なので、入れる魚は気を付けてあげたほうが良いといえるでしょう。
またコリドラスなど底面で生活してるような熱帯魚は土を掘り返してしまうので、
せっかく粒になっているソイルを崩してしまう可能性があります。
サンド系の特徴
砂利系のものも比較的多くある床材の1つです。ソイルほど水草に適していませんが、
植え込む目的であれば、十分力を発揮してくれます。
また、レイアウト的にも床面が明るい色になることが多いので、ソイルとはまた違ったレイアウトが楽しめると思います。
またものによりますが、ソイルのように内容物が溶けだして水質が変わるというものが比較的少ないので、
今の水質を崩しにくく良いかと思います。
ただ上でも書いている通り洗浄などはしっかりとおこなうようにしてください。
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サンゴ砂などは水草水槽には向かない!!
また、ペットショップなどではサンゴ砂というような種類の床材も売られていますが、
こちらは水草の飼育には全く適していません。
なぜかというと、水質がアルカリに偏ってしまうような成分を多く含んでおり、
水草を飼育する環境というよりも、海水水槽などに入れることに向いている
床材になっているからです。水草を植えられないことはないと思いますが、
枯らしてしまうので、どちらにしてもオススメはしません。
まとめ
床材を水草の観点からまとめてみました。
熱帯魚を飼育している水槽に投入するときよりも優先度などの考え方が
また違っていると思います。
なので、生体メインなのか、水草メインなのかを考えて
床材を選んでみてはいかがでしょうか。
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